先週の強風と寒さが嘘のような週末が終わります。
温暖で午前中は無風。
前回ブログ「OSAKA day1」。
こんな内容のブログは、昨年も今年も無くて久々だ。
まだまだ自由な行動は取れず、移動も食事も気を使いますね。
ということで、続き「OSAKA day2」の巻。

今回の会場は、かなり開拓されたエリア。
12月で寒い日だったにも関わらず、人出は多く、ドライブコースにもなっているんでしょう。
そんな場所で、女子のビーチサッカー大会が初開催されました。
そもそも冬に女性のビーチサッカー大会って。
3on3バスケを楽しむ彼らはどんな風に覗いていたんだろうか。w

沖縄を思い出す景色でした。
バスケットが盛んな沖縄は、海とバスケットコートなイメージがある。
そこにここ「泉南ロングパーク」は「スケボー」ができるエリアも。
どうやら民間企業の仕掛けらしんですが、やはり民間力なんですよね。
地域貢献力が高い。

さて、早速2日目の大会模様を振り返っていきます。
GS初戦「磐田ボニータBS」は、同じく東海地域「ヴィアティン三重BSレディース」と対戦。
浜松ラウンドでは「7-1」と勝ちましたが、大阪ラウンドでは「14-3」で勝利。
GS2戦目は、10月の碧南ラウンドでも同組「マリシータ長野」。
その時は「4-2」で勝ちましたが、浜松ラウンドでは準決勝で対戦し「3 -4」敗戦。
迎えた今ラウンドでは「15 – 4」で勝つことができました。
そして、2度の敗戦を経験した準決勝3度目の挑戦。

限られた人数6人に、2日目はプラス1名で7人。
男子でもキツい12分プレイング3ピリオドに交代薄々で挑む。
今大会は、MCでもなく、ホストでもなかったので監督業に専念できました。
いや、この準決勝はキックオフから暫くカメラを回してたわ。
相手は、碧南ラウンドでも同じく準決勝で対戦し「2 – 3」で負けている「レーヴェ横浜FRAU」。
関東ビーチサッカーリーグで2連覇している王者。

圧倒的にビーチサッカーの経験値で勝る相手。
難しい相手でしたが、予想を遥かに超えるプレーを選手が見せてくれました。
監督という立場ながら拍手を贈りたくなる試合でした。
サッカー経験者だからと言って何から何まで自由にプレーできる競技ではなく。
知れば知るほど深いというか、理解するまで時間が掛かるんです。
ということで、初の決勝進出!(ありがとう)

決勝の相手は、3ラウンド連続のファイナリト「ラソアペーゴ北九州」。
世界のビーチサッカー女子選手30名に選出された「串山早希」選手が所属。
しかし、今大会は怪我で全ラウンド欠場。
彼女がいたらもっと強さが増すと思うとビビるレベルです。
碧南ラウンドのGSでは「2-4」負け。
浜松ラウンドのGSでは「0-5」大敗。
すでに2ラウンド優勝しており総合チャンピオンは北九州でしたが…

連覇を阻止できました!
ビーチサッカー知らない方には説明が難しいんですが、新ルールにも関わらず巧みなんです。
GKが4秒しか持てなくても後ろで見事なパス回し、遠い位置からもシュートを狙える。
そんな相手にどう戦うか!?
浜松ラウンド「0-5」のダメージは大きく、どんな準備していくか迷いました。
緊迫したゲーム展開になるため試合中の修正はできないだろうと…
勝因は、戦う気持ちですかね。

サッカーからしたら所詮ビーチサッカーなんですよ。
それは、男子も女子も立場変わらずの見られ方。
でも、FIFAワールドカップでビーチサッカーという競技を伝える側としても同じで。
試合する以上は勝ちたいし、一生懸命準備して挑みたい!
犬2匹が写ってますが、一生懸命戦うならできる限りのことはいてあげたい。
頑張るなら、頑張る人のサポートをします!
が、今大会ボニータの監督を引き受ける上での心構えでした。

決勝まで勝ち上がり、優勝まで味合わせてもらいました。
そんな決勝直後に表彰式のMCをお願いされるという巻。
現状の「日本ビーチサッカー連盟」の一部役員たちの負担を考えたら、そりゃ断れないですよ。w
自ら「磐田ボニータBS」に「お祝いの言葉」を掛けるという…
他のチームにも申し訳ない感じでしたが、やはりボクは裏方が向いている。ww
それにしても疲れました(><)www

ただ、地球を体感しながら環境でフットボールができるなんて最高です。
これが「フットボール(サッカー)」のROOTSなんだと、いつも思います。
大観衆のサポーターの目線下でプレーするサッカー。
密集したインドアでフロアを擦りながらプレーするフットサル。
では、このビーチサッカーは!?
地球と隣り合わせな球蹴り。
決して上手くいかなくても真剣が増せば観ている人は魅了されます。

今日も朝7時からの練習と、午後1時からの練習を行いました。
コロナで延期が続きチームとしての活動が継続できなかった今年。
今大会10月の碧南ラウンドに向けて準備し、11月の浜松ラウンド、そして12月の大阪ラウンド。
ゼロからビーチサッカーを学んで行った彼女たち。
いきなり10を教えられないし伝わらない。
まさに積み重ねた時間が実った瞬間でした。
幼少期から積み重ねて来た女子サッカー選手としての時間。
こうして新たな世界に繋がっていった。
今度は彼女たちが、新たな仲間たちをビーチサッカーへと繋いでいくのでしょう。