剣岳登頂を目指した2日目

コロナ渦でイレギュラーなシーズン。
そんな中で昨年まであった時間、今年最初で最後でしたが週末に開催されました。

久々に長時間話したせいで声帯がやられて次の仕事に支障が出そうでビビってます。
朝から試行錯誤しています。

さて、ブログが止まってましたね。

面倒なA型だからサクサク更新できず。
登山ブログが中途半端でした。

舞台は2日目ですね。

シーズン終了していた剣岳キャンプ場に1泊。
まだ真っ暗な朝4時に準備し、いざ剣岳へトライしようと出発。

すると雪が吹雪いてくる。
夜には少し雨も降り、少し歩いた後にSTOP。

小屋も終わっていて人もいないし電話も圏外エリア。
何かあった時のためを考えて、苦渋の決断で中止としました。

未知の剣岳は延期に…

テン場に戻り荷造りして、次の目的地ヘと再出発。

雪は止み、雨にもならず、ただガスは抜けず。
もちろん1日目に6時間は歩いた疲労が無いと言えば嘘になります。

標高2511m。
決して低くは無いです。

そこから標高2777m、剣御前を目指す。

ひたすら登る。
ただ、嘘のような天候になってくる。

だが、もう一度戻って剣岳を登る体力は残ってません。

次は、剣岳を登るためのスケジュールで挑みます。
ザックの荷物減らします!

そう誓ったのである。w

剣岳御前に到着。
剣岳の頂上も顔をひょっこり。

気温はご覧の通り決して太陽が出ても半袖やロンTになれるほどじゃなかったです。

そんなに山に興味があり色々と調べたりするタイプでもなく。
それでも登ってる理由は自分でも分かりません。

いまポッドキャスト(ラジオ)をしていますが、やっぱり知らないに興味があるんでしょうね。

お金に結びつかないこと以外に興味を持たない人たちも多くいますが、互いにたどりついていない点。

何かチカラを得てしまった場合に本音と立前が分からなくなりそうですが…
その辺りも見極める能力が備えつくんですかね?

今朝チラッと見たニュースなかで、悲しい死亡事故が多くて。

・屋上から男子高校生が飛び降りて死亡し巻き添えになった女子大学生も死亡。
・無人のトラックを止めようとしたら通行車に跳ねられ死亡。
・ひとり公園で出産したばかりの子を川へ投げて死亡。

今ある命が嘘のようにも思えて来ます。

生命という大きなキーワドは、まさに生まれて死ぬまで変わらず。

先日の三浦春馬、芦名星、竹内結子。
見えない闇。

正直すごく衝撃的でした。

山でも死亡者は多く。
こういった山の場合は滑落ですね。

あまりにも多くてテレビ等では報道されません。

登山をしに行き事故で亡くなる。
高所恐怖症のボクにとっては、毎回ビクビクしてます。

危険を察知し下山する勇気。

剣岳を諦めて剣御前まで登り、すぐさま下る。

登り同様に下りもキツい。
ルートにもよりますが、どの山でも共通して膝に来ます。

今回は大きな石の上を歩くから気を使いながら。

でも、これだけの景色を見ながら歩けるのは気持ちが良いんです。
そして、昔の人の凄さを痛感します。

早死にするのが分かる。

すごく映える撮影スポットですが、ここだけです。w
ほんの一部。

剣岳登頂を回避したのにも関わらず、目的地まで6時間くらいかかりました。

ということは…
剣岳も行っていたらプラス5時間は掛かっただろうから無事で何より。

サクサクいける場所では無いのでハードスケジュールになりがち。
でも、今後は少し現実的な予定にして行きたいと思います。

ということで、雷鳥沢キャンプ場に到着。

これでも標高2280m。

多い時で1000張のテントが集まるそうです。
それはそれでキレイですが、ボクは混んでるの嫌いなので。

ソーシャルディスタンス。

このあとビールとレモン酎ハイで昼寝。
日中のテントはポカポカ。

いつもは歩き続けてバッタリ寝るだけでしたが、こんな時間も悪く無い。

夜は勿論見事な星空。
そして、WCは寒くて面倒。

最終日へと続く…